お久しぶりです。皆さんお元気ですか?
急激な温度変化により体調を崩されている弊社警備員の方も見受けられます。これからの時期は暑さと湿度が増していくので、このブログの読者の皆様は「熱中症」にはくれぐれもお気を付け下さい。
さて、表題の通り、警備業界の人材不足は他業種よりも深刻な問題です。
特に、2年後に開催される東京五輪ではオールジャパンの警備態勢を敷き、「警備JV(共同企業体)」を発足させてでも絶対に成功に導くことが求められております。
弊社のみならず人材不足は業界全体が苦悩している現実ですが、我々警備業には警備業法が存在しますので、ただ闇雲に採用して人員を補うこともかないません。
教育産業と呼ばれる警備業界は、入社時の新任教育・教育期ごとの現任教育・現場単位での指導教育などの警備員教育が必須であります。
弊社の教育では実例を用いた警備案件の危険ポイント学習や法令に則っているのかなどを考えさせ、現場配置に活かせる教育を実施しています。しかし、必ずしも弊社警備員が同業他社の警備員さんより全員優秀かといえばそうとも限りません。それでも教育を行うことは必要かつ重要で、警備員資質が向上すれば東京五輪の警備も成功と言えますし、参加しても恥ずかしくない隊員の育成が急務ではないかと私自身は思っております。
一昔前のように「ガードマンってカッコ良いなー」と思われること、社会的地位の向上を実現すること、従事する環境や働き方の改善をすることが人材不足解消のカギではないのでしょうか?(言うは易し)
それではまた。
※写真は、平成29年度前期現任教育の一場面です。