この夏、7月の梅雨明け同時に、熱中症対策の一環で「空調ベスト」を導入し当社警備員全員に貸与しております。
制服の上に着装するベスト型なので、フル充電せずに現場に向かい電池が切れて空調の意味をなさない日や涼しく過ごせる日には脱ぐことが出来ます。(制服の追加登録で公安委員会に届済）
「動きやすくて楽」「日陰で強モードにすると寒いぐらい」という好評の声と、「首元などの一部しか冷えない」「強モードでバッテリーが一日保たない」などの不評も聞こえてきました。体の汗の気化を利用してモーターファンで起こした風に晒すことで涼しさを得るものなので、例えばクーラーのような冷風が体に当たる訳ではないので理解はして欲しいものです。
販売店の推奨は「身体に密着するサイズを選び、脇元からの空気を逃さず、首元からの空気流出でヘルメット内に空気を流し込むことがベターな使用方法」でした。当社でモニタリングし、警備員からの声を聴き上げた結果で最善な使い方を探ってみますと「空調ベストの中に風を対流させるには大きめのサイズが良い、脇元は締めこまず緩やかにして脇のリンパを冷やすのが効果的、首元の襟を立てて首元を直射日光から守る」のが良いという意見が多かったようです。
本日は既に9月の半ばを迎えており「空調ベスト」の役割は来年度に持ち越すことになるかもしれませんが、快適に使用できるようにメーカー及び販売店の方々と意見交換出来ればと思っています。

お客様の現場では「しっかり熱中症対策考えているね」「蛍光イエローが目立っていいね」「涼しそうだね」などの評価もいただきました。ありがとうございます。ちなみに申し上げますと、この「空調服ベスト」導入に際しては内勤の若手３人がプロジェクトを組んで進めました。彼らへの評価であり実績にもなります。重ねてありがとうございます。