2019年6月30日(日)、2019年度現任教育(前期)を実施致しました。
今回は【歩行者誘導】について全員が学べるような実技教育を、という案を取り入れてみました(汗・汗)
奇しくも、後日の7月3日に京王八王子駅前で白杖を使用していた目の不自由な方への暴行事件がニュースに取り上げられていました。
事件の内容は過去のニュースやtwitterにて内容を知ることはできます。弊社の教育で取り上げた内容に関連した事件だったので驚きました。
白杖を使用している=目が不自由な方、と受け捉えて今回の現任教育実技に盛り込みました。アイマスクを装着し白杖を使用して疑似体験しましたが、見えないって本当に怖いです。白杖は補助的な役割ですから、地面にある点字ブロックがこの方々を導く支えなんだ、と改めて実感しました。ですから、工事の影響で点字ブロックが途切れている場合はやはり、近くに居る警備員がきちんと対応しなければなりません。
今回の教育で弊社警備員に感じて欲しかったのは身体の不自由な方に対しての誘導方法であり、実際に自分が「目が見えない」「手足に不自由がある」といった状況で工事現場周辺を通行する想定も体験させてみました。工事現場には「段差」「通路幅」「騒音」など様々な悪条件がそろう場合もあります。体験した警備員は皆、その大変さと危険を感じてくれました。
「お声がけする」「肩を掴んでいただくようにする」「不安を取り除く」「目になってあげる」「手足になってあげる」、我々警備員が近くでしてあげられることを今回の教育から学んだことを活かして欲しいと思います。
このほか、車いすの通行・ベビーカーを押している方への通行配慮・狭い仮設通路での自転車対面通行誘導方法など、普段の工事現場で遭遇する場面でトーヨー企画の警備員が同じ対応を取れるように訓練させていただきました。
余談ですが、ブログの更新が途絶えていた理由は・・・
昨年、私のパソコンを入れ替えた際に管理ページログインができない状態になっておりました。この度やっと解決に至りました。読者の方にはご心配おかけいたしました。またよろしくお願いいたします。